【アメリカ】CVポート(メディポート)の抜去手術をしてきた

 

先日、悪性リンパ腫の治療が全ておわり、
担当医にも寛解と伝えられたので
6ヶ月間お世話になったCVポートを除去してきました!

 

埋め込み手術とちがっていた点

 

埋め込み手術では、手術の5日前からカフェインや
イブプロフェン、アスピリンなどの
成分をとらないことを伝えられ、

手術2日前までにはコロナウイルスの検査も
受けなければならなかったのですが
抜去手術では特に事前に準備することはありませんでした!

 

というのも、抜去自体とても短時間で簡単におわるもので
全身麻酔の必要がないからです。

(日本では、CVポートの埋め込み時には局所麻酔が
一般的なようですが、アメリカでは寝ている間におわります!)

なので、どちらかというと埋め込み手術の日の方が大掛かりでした。

 

 

当日の流れ

 

手術前

 

埋め込みの時と同様、がんセンターと提携している
血管外科の小さなクリニックで手術をしました。

案内されて病院着とバスローブに着替えます。
バスローブなんか着てスパかな?と思っちゃいましたけど(笑)
下は着替えなずそのままでよかったです。

 

そのあとは、血圧と脈拍を測り
今日服用した薬はないか確認されました。

普段、不安障害の症状が心配なときに服用している
ザナックスを服用したことを話しました。

もともと、心を落ちるかせる薬?が
手術前に提供されるようだったのですが
成分が重複しないようにそれは省略でした。

 

薬の確認が終わると、手術を担当する先生から
手術の流れ、術後の考えられる副作用、
術後の注意事項などを説明してもらいました。

 

説明が終わると、ベナドリル(Benadryl)を
一錠飲むように言われて、
そのあとは薬が効くまで30分ほど待ちました。

手元に荷物もなく時間をつぶせるものもないので
この時間がとにかくひまでした(笑)

 

待ちに待った手術

 

そして待ちに待った手術!!

ポートが体からなくなってくれることは
本当にうれしい気持ちでしたが、
局所麻酔での手術はこわくて不安でした。

手術室は、埋め込み手術をした部屋より
ずっと小さくて歯医者のようなかんじでした。

クリスマス前だったのでクリスマスソングが
流れていて、看護師さんたちは談笑してるし
とてもカジュアルな雰囲気(笑)

 

手術台の上に寝ると、さっそく大きなシートを
頭の上から被されて何も見えないようにしてくれました。

わたしは右側にポートがついていたので
点滴スタンドのようなもので左側からシートを
つるし、体の右側にかけて被せるようなかんじだったので
(説明下手ですみません‥)
顔まわりには空間があり、苦しくなくて一安心。

 

しばらくすると、担当の美人先生が来て
手術が緊張するということを正直に伝えると、
「クリスマスソング聞きながら楽しんで!」と
言われて手術スタート。

 

まず、ポートのある箇所を消毒して
麻酔をしました。これがジリジリと痛かった!
見えないので、何をしているのかわかりませんでした。

1分、2分くらいでだんだんと痛みはなくなり、
麻酔をした部分としてない部分を触って
感覚があるか、ないかを確認してくれました。

 

この作業のおかげで、麻酔が効いてないまま
切り込みを入れられなくて安心でした!!

もう始まってますよ〜と言われた時には
何も感覚がなく、余裕かもしれないと思ったり、
でも切られているのを想像すると怖くて
無理かも、という気持ちになったりしていました。

でも、先生がクリスマスの予定は?などと雑談してくれたので
話をしているうちに手術がどんどん進んでいったのでよかったです!

 

初め、手術自体は10分ほどと聞いていたのですが
20分くらいかかったような気がします。
ポートを取り出すのも、縫う作業も
かなり丁寧にしてくれたからかな?

 

縫われている時など、感覚がないにしても
時々不安な気持ちが湧き上がってきましたが
先生といろいろと話をしていたら
かなり気が紛れたので会話してみることはおすすめです(笑)

手術中、先生がおすすめの映画をたくさん教えてくれました。

 

日本だったらさすがにこんなに会話しないかもしれないですが、
今は何をしている最中か確認するだけでも少し安心できます!

 

 

手術後の注意事項、痛み

 

手術が終わると、着替えて車椅子で出口まで送ってもらえました。
局部麻酔ですが、運転は禁止でした。

 

埋め込みの手術では、術後の痛みがひどく
当日の夜は横になることもむずかしかったので
ちょっと心配していましたが、
そこまでひどい痛みは出ませんでした。

 

前回は首筋からポートの入ったエリアまで全体的に
痛かったけれど、今回は傷口が少し痛むくらいで
翌々日には気にならなくなりました。

タイルノールとイブプロフェンを服用してもいい
とのことでしたが、服用しても痛みは
変わらなかったので一回だけでやめました。

 

注意事項としては

  • 24時間はシャワー禁止
  • 24時間以降はシャワーしてもいいが、
    背中からシャワーに当たること
  • しばらく重い物を持つのも禁止
  • タオルで患部をこすらない
  • しばらくは右腕をあげたりストレッチ
    したりしない
  • 感染が疑われる場合はすぐに電話すること

などでした。

前回は、しっかり注意事項が書かれた紙を
渡されたのですが、今回は口頭で説明されただけでした。

運動をするのにどのくらい待つべきか聞いたところ
自分の体と相談してね、と言われたので
しばらく様子をみました。

 

 

術後の様子

 

ポートがあった側の腕で何か重い物を持ち上げたりすると
違和感や痛みがありましたが、それは2週間ほどでなくなりました。

ステリストリップ(steri-strips)という皮膚を接合するための
テープが貼られていましたが、数日後から徐々に剥がれてきました。

シャワーは、1週間半ほどは背中から当たるように
気をつけていましたが、その後からは普通にしました。
シャワーの水圧でテープが剥がれやすくなっていくので
まだ傷口が治っていないうちは気をつける方がよさそうです。

 

傷口に関しては、CVポートを埋め込んだ時よりも
はやく治っていると感じます!
埋め込んだときには、3ヶ月くらいは少し赤みがまだあって、
抗がん剤治療前のポートフラッシュの時に
「あとどのくらいで傷が治りますかね〜」と
看護師さんと話したことを思い出します。

ポートを取り除いて1ヶ月ちかく経った今は、
きれいに傷口が治っていてびっくりしました!
傷跡は、1.5cmくらいの線ですが
特にふだんの服装なら目立たない場所なので気になりません。

 


 

 

CVポートを使った治療には、簡単な手術は必要になりますが
それでもわたしはCVポートのおかげで治療の苦痛を軽減でき、
感染症などのトラブルもなく終われたので、本当によかったです。

 

今回は、CVポートの抜去手術について書いてみました。
とても簡単なものなので、もし手術を控えている方が
いましたら、ぜひ安心して行ってきてくださいね!

 

CVポートの埋め込み手術についての記事も合わせてどうぞ。

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