【アメリカ】CVポート(メディポート)の埋め込み手術を体験してきた

 

先日、抗がん剤治療に向けてCVポートの埋め込み手術を
してきましたのでその体験についてお話したいと思います。

 

CVポートとは

 

皮膚の下に本体(針をさすところ)とカテーテルを埋め込むので
抗がん剤投与が楽になる、というものです。

 

CVポートなしだと、腕に点滴した状態が続くので
長時間の抗がん剤治療中、腕が動かしにくかったり

血管にうまく刺さらなくて何回も腕に針を刺したり
しないといけないことがありますが

CVポートはその悩みを解消してしまう、というわけです。

 

そういえば、CVポートがなんなのか
担当ドクターには特に説明されてないです(笑)

 

アメリカの病院では、必要最低限の内容を説明されておわり、
というかんじが正直慣れないです!
質問を自分でしっかり用意していないと
最低限のことしか教えてくれません。

 

できるだけドクターやナースと話す前に質問をまとめておくのですが
あとで「これはどうなっているんだろ」
「そういえば説明されてない」なんてことがよくあります。

 

自分のがんのステージすら聞くまで教えてくれませんでした!笑
これはわたしの担当医のスタイルなのか?

 

自発的に考えて、調べ、疑問が少しでもあれば積極的に聞いて
解消するという姿勢が日本以上に求められているような気がします。

 

義姉や、夫のおばが医療関係の仕事をしているので、
身近にがん治療などについて教えてくれる人がいることに助かっています。

 

 

手術前の準備

 

 

手術5日前からは、アスピリンとイブプロフェンの服用を避けなければなりません。
痛み止めは、頭痛などでよく服用するので気をつけました。

 

また、コロナウイルスの影響で手術前は必ず
コロナウイルスの検査を受けることが義務付けられています。

2、3日前に検査を行わなければならなかったので、
提携しているアージェントケアにて
ドライブスルーのコロナウイルス検査を予約しました。

 

鼻から粘液を採取する方法で、いやでしたが‥!
しかも片方の鼻が鼻づまりしていて、
両方の鼻に綿棒をつっこまれて悔しかったです!

 

他の準備としては、手術の8時間前から
何も食べないということくらいです。

 

午後からの手術で、早朝に軽い朝ごはんを食べてもいい
ということだったので、食べるためだけに早起きして
ヨーグルトとバナナを食べておきました(笑)

 

 

当日のながれ

 

 

1時からの予約でしたが、30分ほど待ちました!

中に案内され、着替えて荷物を全部ロッカーに入れたら
バイタルを測って、血液検査をして、たしか点滴もしました。

いくつか質問をされ、薬のアレルギーがないかなども聞かれました。

 

ナースとドクターが今日行う手術について丁寧に説明をしてくれ、
ポートを入れたらどのくらい皮膚がふくらむのか
模型?のような物を見せてくれたのですが、実際よりその模型は
今考えればすこし大袈裟めに作られていたと思います(笑)

 

とても緊張しましたが、
手術室に横になり麻酔マスクをつけて
3回ほど呼吸したら意識がなくなり
その間にはもう手術が終わっていました!

またまた、CVポートの手術もアメリカでは全身麻酔です!

 

調べていたら日本だと局所麻酔のようだったので
びびっていましたが、前日に病院から電話があった時に
麻酔について聞いたところ
「眠っているあいだに手術が終わりますよ〜」と
言われたのでとっても安心できました!

 

手術がおわり、ナースにクッキー食べる?と言われたので
まだ麻酔でうとうとしている状態でしたが、半分目をつぶりながら
りんごジュースとともにクッキーを食べました(笑)

 

まだ少しふらふらしていたものの、そのあとはすぐに着替え、
車椅子に乗せられ、出口まで送り迎えしてもらいました。

 

 

CVポート装着後の注意事項

 

ざっとこんな感じでした。

 

  • 24時間は切り込みした部位を濡らさない = 24時間はシャワーは禁止でした
  • それ以降はシャワーしてもいいが、直接水に濡れないように背中からシャワーする
  • タオルでごしごしふかない、軽くぽんぽんと水分を抑えるだけ
  • バンドエードは自分で張り替える必要はない
  • 自然とグルーが剥がれてくるので、それは治癒した証拠
  • ステリストリップ(steri-strips)もグルーと一緒に7日〜10日後に剥がれてくる
  • 一週間は10ポンド(4.5k)以上の物を持ち上げない
  • 麻酔が効いているので24時間以内は運転しない
  • 痛みが数日続くことがあるので、必要であればTylenolを服用するか、クールパックで冷やす
  • 患部に赤み、熱、排膿、がある、または体温が101f(38.3c)以上あれば連絡する

 

 

術後の痛みについて

 

 

麻酔が効いていたため、手術後はまったく痛みもなく
余裕だと思ってタピオカ片手にスーパーに買い物に行きました。
しかし、帰宅したとたんにだんだんと痛みが強くなり始めました、、、

 

右の鎖骨したにポートを埋め込んだのですが、
夜に麻酔が切れたのか、右腕がまったくあげられない、
首筋まで痛くて横になれないほどになりました。

 

横になれないので、ほぼ90度みたいな
大勢で寝ることにしました。

鎮痛剤を飲んで寝たのですが、翌日の早朝に気付いたら
普通の姿勢で横になっていて、激痛で目が覚めました、、

 

痛みは、翌日の夜から少しずつ引いてきてきましたが
術後二日目の朝、右の肘から手にかけて痺れを感じました。

しかも、湿疹のようなものも肘下にできている!

 

本来、高熱などが出ない限り連絡しなくても良さそうでしたが
こわかったので手術を受けたクリニックに電話してみました。

 

「痺れたのは寝違えたんじゃないの?」
「湿疹は関係ないと思う」
というなんとも素っ気ない返事が返ってきて、いらいらしました!怒

 

ただ、顎のあたりまで痺れが出てきたり、
高熱が出たならまた電話して、ということ
だったのでしばらくは様子を見ることにしました。

 

あまりCVポートの体験談がネット上で出てこなくて、
情報もないなか不安はありましたが、
熱が出たり、感染しているような様子はなかったので
そのまま過ごしていましたが、徐々に治りました!

 

実は、ポートを装着してから翌日には
抗がん剤の投与が可能だったみたいなのですが、
選べるなら4、5日待ってからの方が安心じゃないかな〜と思います。

 

わたしの場合は、ポート装着から抗がん剤投与まで
5日間空いていたので落ち着く時間があって本当によかったですよ!

 

 

術後の激痛はつらかったですが、すぐ治ったので問題なく。
CVポートをつけたことで抗がん剤の治療が本当に楽に思えます。

 

何度も腕に針を刺さなくても良いし、
採血までポートを通してできてしまいますからね!

 

ポートに針を刺す瞬間の痛みを軽減するため
麻酔クリームを担当医から処方されました。
それを病院に向かう30分〜1時間前に塗るので
採血の際はまったく痛みがないです!

 

一回目の抗がん剤では、まずポートの様子を見てもらうために
クリームを塗らないで行ったので、針を刺す痛みを体験しましたが
一瞬なので、もし塗り忘れても大丈夫そうです。

 

 

 


 

 

今回はCVポートの手術について書いてみました。

 

日本では、抗がん剤を受ける患者全員が
CVポートを使用するわけではなさそうですが、
アメリカではとても一般的なようですね。

さすが合理的な国です‥!

 

初めは、わざわざ手術しないといけないのか、と思いましたが
治療のことを考えるととてもいい選択だと思いました。

(選択もさせてくれませんでしたが笑)

 

CVポートの埋め込みを考えている方や
アメリカでのCVポートの手術を控えている方に
少しでもこの記事がお役に立てればうれしいです!

 

 

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